運転者以外の者の責任

女性運動08自動車を運転するにあたり、その運転する車に対して運転手がの管理下にあることは容易に想像できます。
共同不法行為というものがあり、2台の車で事故を起こした場合、その2台で事故の割合を決め損害を被った人または物に対して賠償するというものですが、これ以外にもこの行為が争点となる場合があります。それは自動車の事故が発生したときに運転者以外の者が責任を問われる場合です。
いわゆる教唆犯や示唆犯のようなもので、自動車の運転をすることを知っていながら運転者にお酒をすすめた上で車の運転を強要したり、飲酒した人だと知りながらその飲酒した人の運転する車に同乗した場合など運転者と同様の罪に問うというものです。
判例としては部下が上司にお酒を勧められて飲酒したがその上司に車で家まで送れと強要した場合にこの運転者以外の罪が認められています。
もちろんこの共同不法行為はどんな場合でも認められるわけではありませんが、上記のような判決がある以上、自動車の運転をするであろう人に飲酒を勧めたり、または飲酒した者の運転する車に乗車することは控えなければならないといえます。
この判決には飲酒運転をしないための抑止力という効果があるといえます。